ここ どの辺? (再)

またかい
と思った皆様すいません



トンネルの前にはちょっと大きめのスペース

さてさて、ここはどの辺でしょうか



じゃあ、ちょっとヒントも入れて

こんな地名知りません〜って

そうかぁ〜 みんな知らないかぁ〜

まぁ、あたしも知らないけど



では、もうちょっと周囲を

こんなもんでわかるかぁ〜

〜という天の声が聞こえそうですが
わかった方も、わからなかった方も

コメントお待ちしています





北陸旧線(敦賀〜今庄)1

昨日の『ここどの辺』は
敦賀市の北陸トンネル入口付近でした

写真は北陸トンネル入口
慰霊碑も見えます
これは北陸トンネル火災事故に関する碑と思われます



その北陸トンネルが開通するまでの間
敦賀〜今庄間は北陸線屈指の峠越えでした

今回はこの北陸旧線を辿る旅に行ってきました
北陸トンネルの入口付近、旧深山信号所の先のトンネル跡 この辺りはまだもあり、トンネルも歩道として街灯も完備されていました



そして葉原付近まで国道として旧線跡は整備され、あまり当時の面影はのこっていません

でも葉原から国道と離れたら、こんな感じ

想像出来ませんか 田んぼの中をSLが煙を吐いて峠を下ってくる風景を





北陸旧線(敦賀〜今庄)2

敦賀側から旧北陸線巡りのそのです
旧線は田園地帯の斜面を登っていきます


徐々に周囲の山が近づいてきて 信号機のあるトンネルの前までやってきました
右の斜面上には旧線の並走している北陸自動車道下り線です

信号機は待ち時間分で青信号の時間はたった秒たらずでした 動画を撮ってくればよかったですね 青信号は本当に一瞬でした



このトンネルの前に敷地
ここが旧葉原信号所跡となります
広場といい、昔ここで峠途中のSLが休んでいる光景が容易に想像つきます

峠はこの先からが本番です
さてさて『あき列車』も峠越えを今から開始です



『出発進行





北陸旧線(敦賀〜今庄)3

昨日紹介のトンネルはとっても長いトンネルでした
いやいや、とても神秘的

もちろんトンネルの中は線路跡なので退避口もありません
気分はSL汽車ぽっぽ

写真は逆側の入口、もちろん信号付き



トンネルを出ると少し平坦な場所
山あいに沿って線路は進みます

今回の訪問は少々時間が足りなく急ぎ足でした
色々もっと見たい、調べたい場所があったのですが今回は通過 もう一度是非訪れたいです
写真にも気になる箇所が一点



線路発見



またまたトンネル
これで… 多分つ目

左側面は北陸自動車道が並走しています


まだまだ続きます





北陸旧線(敦賀〜今庄)4

かすかにトンネルの出口が見える信号機もないトンネル


同じトンネルを逆方向から

だんだん期待通りのうっそうとした山道へ

こんな道でも台の車とすれ違いました



その、多分、普通の人だったのでではないと思います

木が道になだれ込み
そしてガードレールの破れた場所にも木が



そこで見た もっと奇妙な光景

急に山が少し開け、なにやら建物まで

これは幻





北陸旧線(敦賀〜今庄)5

旧北陸線 杉津駅跡に突如現れた施設『ぷらっとパーク』
引き込まれるように中へ

(それにしても、ここからぷらっと入る人いるんでしょうか



旧杉津駅跡は北陸自動車道のパーキングエリアとなっていました


旧杉津駅より賑やかな 今の杉津でした




北陸旧線(敦賀〜今庄)6

杉津から先 後半のご案内です



杉津から先、並走していた高速道路はトンネルの中へ
旧北陸線跡は山腹を縫うように走っていきます
ここから先は山の一本道 そしてとっても静か
遠くに敦賀湾が見えました



で旧線は次から次へトンネルが続きます



だんだん、だんだん暗くなってきました



南面はまだこのぐらい明るいですが ここから先はあっという間...




北陸旧線(敦賀〜今庄)7

週末未更新となった旧線ツアーの再開です



どんどん陽は暮れ

山の夜は一気にやってきました

見通しの悪い信号機付きのトンネルを過ぎると…



その先には立ちはだかる山と『長いトンネル』が
なんで信号機が付いてないんでしょうか


さてこの先…、
とりあえず平常心でレポします

このトンネルの中をで通行したところ…、トンネルの中を歩いている人がいました

ほんと・・・

事実です・・・

嘘ではありません・・・・

こんな日暮れの時間に…
こんな山奥に…
何もないところで

救いは『背筋』に『ゾクゾク』感が出なかったことです
多分、生きている人です そう思いたい...





北陸旧線(敦賀〜今庄)8

 あたし、かわいい     





北陸旧線(敦賀〜今庄)9

一部写真を自主規制により小さくしています
ご覧になる方は自己責任に於いて細かい箇所まで見ないようにしましょう

問題のトンネルを抜けるとそこは暗闇でした



今通ってきたのトンネルは右側
そして左側には封鎖した道路の先にトンネルが…



そしてこの写真が左側のトンネルの写真
このトンネルの先に何があるか…というと『行き止まり』の筈です
但し暗すぎて確認出来ません
はず…、はず… ずっと続いている訳がない



ここは峠の最高地点、旧山中信号所跡です
昔はここで列車の行き違いや、機関車の休憩があった場所です



こちらはトンネルと反対側の下り坂付近
右の道路が本線、左の山道が待避線となります
ちなみにトンネル側にあった『行き止まりのはず』のトンネルも待避線 だから行き止まっている筈 なってないと困る
そう言えば、トンネルで出会った方、まだ出てきません

ちょっと明るく見えるこの写真 露出時間は秒のバルブなので写っています(写らないものまで)





北陸旧線(敦賀〜今庄)10

普通に撮影すると… こんな感じ





北陸旧線(敦賀〜今庄)11

暗闇の中
25‰の下り坂を進むと町の灯りが…
ついに峠の終了『大桐駅跡』到着
ここから今庄までさらに下りが続きますが、周辺に集落が点在し、ここから先は暗いながらも人間生活圏 あとはまっすぐ帰りました

途中から早足になってしまって全ての見学は出来ませんでした もう一度忘れかけた頃に再訪問したいです



海沿いの敦賀から山中信号所では標高265m
それから下って大桐駅は188m、今庄では156m
昔、SLがひぃひぃ言いながら上っていた光景を想像してみてください

北陸旧線の旅 おわり  そしてつづく